株式会社フジキャリアデザイン様の導入事例

支え合う職場づくりに必要な実践スキルを身につける研修

株式会社フジキャリアデザイン

組織形態株式会社

分野・業種人材派遣・紹介業

研修参加人数 50人未満

研修実施方式会場参加

人材派遣・紹介事業を通じてフジサンケイグループを支える株式会社フジキャリアデザイン様にて、アクティブバイスタンダー研修を実施させていただきました。多様な就業先を支える同社では、職場環境の質を高める視点を重視し、「誰もが安心して働ける」ことを支える取り組みの一環として本研修を導入いただきました。受講者が自分ごととして行動を考えることができる内容や、声かけ以外にも実践可能な手法を学べる点にご共感いただいたことがきっかけです。このたび、研修の導入をご決定された代表取締役社長の小田多恵子様と、研修の企画・実施をご担当された総務部長の高橋陽子様に、お話をうかがいました。

研修を導入しようと思われた具体的なきっかけや課題について教えてください。

ハラスメントや負の社内問題を起こさない企業風土を作るには管理職だけが責任を背負うのではなく従業員全員上から下まで意識を高め対応できる能力をつけることが必要だと感じていました。そんな時アクティブバイスタンダーの概念を知り社内に浸透させたいと考え本研修の導入を決めました。

他の研修や対策と比較して、アクティブバイスタンダー研修を導入する決め手となったポイントは何でしたか?

傍観者から行動する人へ、という日本ではまだ新しい概念への賛同とお二人の共同代表の幅広い視野と知見に期するものがありました。ワーク中心で受講者が実践に結び付けることができることも決め手です。

研修を受けたことで、組織の雰囲気やメンバーの意識にどのような変化がありましたか?

日頃、全社員が一堂に会する機会は少ないのですが、講師の軽やかなリードもあって、会場には終始なごやかな空気が流れていました。研修後には「自分も少し動いてみようかな」という前向きな雰囲気が自然と生まれ、組織全体に小さな風が通ったような感覚がありました。

研修の中で特に良かった点、印象に残った点などがありましたら教えてください。

印象に残ったのは、ワークで扱われた事例が日常のちょっとした場面にも当てはまる内容だったことです。構えずに実践できそうな内容で、参加者からも「これならできるかも」という声がありました。また、「自分の行動が社会を変える一歩になる」というメッセージにも背中を押され、ひとりひとりの力を信じてみようと思える時間になったことが印象的でした。

研修の導入を検討している企業・組織に向けてのメッセージをお願いいたします。

ハラスメントへの対応を「誰かの役割」にせず、組織全体で支え合える風土をつくることは、これからの職場づくりに欠かせない視点だと感じています。この研修は、その第一歩としてとても有効でした。日常にも応用できるワークを通じて、その小さな行動が、職場や社会に変化をもたらす可能性を持っている。その気づきは、思った以上に大きな価値でした。 形式的な研修ではなく、現場で活きる研修を探している方にこそ、ぜひ一度体験していただきたいと思います。