国際協力や社会課題の解決に取り組むコンサルティング企業、アイ・シー・ネット株式会社様の全社総会にて、アクティブバイスタンダー研修を実施させていただきました。当日は約130名の社員の皆様にご参加いただき、参加者の皆様から多くの具体的なアイディアが飛び交い、会場は大いに盛り上がりました。このたびの研修を企画・ご担当くださった、人事・総務部 部長の髙橋優里様にお話をうかがいました。
研修を導入しようと思われた具体的なきっかけや課題について教えてください。
基礎的なハラスメント研修は定期的に実施を行っていたものの、事業の性質等からより具体的な研修を検討していたところ、当該研修をご紹介いただき実施をするに至りました。
他の研修や対策と比較して、アクティブバイスタンダー研修を導入する決め手となったポイントは何でしたか?
ハラスメントに関する知識の習得のみならず、実際にハラスメント等が起こってしまった現場で動くことが出来る従業員を増やすことや、自らが動く意識の醸成が出来ることです。
研修を受けたことで、組織の雰囲気やメンバーの意識にどのような変化がありましたか?
職場の中で「少し気になったのですが……」という相談が増えたように思います。従業員個々のハラスメントへの意識が高まり、小さい芽の段階で対応が出来ることは良い変化であると感じます。
研修の中で特に良かった点、印象に残った点などがありましたら教えてください。
何かが起こってしまった際に周囲にいるメンバーがバイスタンダーとして動くことで、被害者を助けることが出来るということが特に良かったです。また、バイスタンダーとしてハラスメントを未然に防ぐことも出来ることや、職場だけでなく、家庭や生活の中でも取り入れられる考え方であることが印象に残りました。定期的な研修実施を検討したいと思います。
研修の導入を検討している企業・組織に向けてのメッセージをお願いいたします。
ハラスメントに関する知識の取得に留まらず、「動く」ことが出来る従業員を増やすきっかけになると思います!