active bystander アクティブバイスタンダー研修

ハラスメントを予防・抑止するための実践的アプローチ

  • 企業・団体向け
  • 管理職向け

アクティブバイスタンダー(行動する傍観者)」とは、ハラスメント等の発生を予防したり被害の拡大を防ぐために対応や介入をしたりする第三者のことを指します。当研修では、企業や団体向けに数多くの研修や講演を実施した経験を持つ講師陣が、目の前で困っている人がいる時に、何らかの行動を起こすための知識の共有と実践の研修を行います。

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active bystanderアクティブバイスタンダー研修
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アクティブバイスタンダー協会は
職場におけるハラスメントをなくすための効果的・実践的な研修を行います

アクティブバイスタンダー協会は、2021年に日本初のハラスメントや差別に対する実践的「アクティブバイスタンダー研修」を開始しました。

このアクティブバイスタンダー研修を通じて、ハラスメントや差別を予防・抑止するための行動指針の共有と、実際に動くための実践の場を提供しています。

ハラスメントへの対応としてはまず、「ハラスメントが起きない環境を作る」ことが大切です。そのうえで、万が一起きてしまった場合の対策が必要になります。

ハラスメント防止研修では、加害者になることを阻止するために、ハラスメントそのものの知識について共有することが一般的です。一方で、「アクティブバイスタンダー研修」では、加害者や被害者といった当事者ではなく、その場に居合わせた第三者(バイスタンダー)が介入するための知識を提供しています。

当事者だけでなく周りが一緒に動けること、動ける第三者(アクティブバイスタンダー)が増えることで、組織の空気感はきっと変わっていくはずです。

アクティブバイスタンダー研修

「バイスタンダー」とは、医療用語では応急処置や心肺蘇生といった、救助に携わった第三者のことを指しますが、ハラスメントや差別の文脈では、「ハラスメントや差別、性暴力などが起きた時、その現場に居合わせた第三者のこと」という意味で使われています。この研修では、目の前で困っている人がいる時に、何らかの行動を起こすアクティブバイスタンダーになるための知識の共有と実践を行います。

アクティブバイスタンダー研修のメリット

ハラスメント予防・防止
のための専門的な研修が
受けられる

研修を受けることで
風通しの良い強い組織を
作ることができる

自ら動けるメンバーを
育成するノウハウを
得ることができる

ハラスメントを抑止する
主体としての研修を
受けられる

社員研修だけではなく
管理職研修も可能

従来のハラスメント研修
とは異なる手法で、より
実践的な効果が見込める

たよレますTM

アクティブバイスタンダー(行動する第三者)とは、ハラスメントや性暴力、差別などが発生しそうな場面で、周囲にいる第三者がその場で対応や介入を行い、被害を防止し、事態の悪化を防ぐ方法です。
この方法には、大きく5つのポイントがあります。アクティブバイスタンダー協会では、それぞれの頭文字をとり「たよレますTM」と名付け、この考え方を広めることで、ハラスメントを未然に防ぐ意識を多くの人に持ってもらうことを目指しています。

※たよレますTMの使用権利はアクティブバイスタンダー協会に所属します。アクティブバイスタンダー協会認定トレーナーTM、アクティブバイスタンダー協会認定シニアトレーナーTM、アクティブバイスタンダー協会認定マスタートレーナーTMなど許可を受けた場合にのみ使用可能です。

  • すけを求める

    一緒に動いてくれそうな人に声をかけたり、その場の責任者を見つけたりして一緒に介入します。

  • り添う

    被害者に「あなたの味方である」ということを態度やことばで表します。声をかけたり、一緒に相談窓口に付き添ったりすることも力になります。

  • コーディング

    写真や動画を撮って、起きたことや日時場所などが特定できるように証拠を残す方法です。
    ただし、それをどう使うかは被害者に任せます。

  • ちがいを指摘する

    加害者に直接セクハラであると指摘する方法ですが、加害者が仕返しをしてくるリスクもあるので
    注意が必要です。

  • り替える

    その場の話題や空気を変えることで、
    加害者の注意を被害者からそらす方法です。

講師紹介

アクティブバイスタンダー協会
共同代表
濵田 真里
Mari Hamada

早稲田大学教育学部卒。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ジェンダー社会科学専攻博士前期課程修了、同博士後期課程在籍中。専門は、政治分野におけるハラスメント。現在大学にて、地方議会や自治体を対象に、ハラスメントやいじめの実態とその背後にある組織文化の研究を行っている。日本で初めて議員向けのハラスメント相談窓口を設立し、個別相談・ヒアリング対応を多数実施。2021年には、女性議員・候補者の支援団体「Stand by Women」を立ち上げ、現場支援と制度改革の両面から活動を展開。内閣府の有識者検討会構成員として、議会向けハラスメント防止研修教材の開発にも参画。これまでに大学・自治体・男女共同参画センターなどでの講演に加え、全国の議会関係者3,700人以上(2025年3月時点)に対しハラスメント防止研修を実施。政治という特殊かつ対人関係の濃密な職場環境での支援経験を活かし、企業や組織における心理的安全性の向上や職場の風通し改善を目的とした「アクティブバイスタンダー研修」を提供している。

アクティブバイスタンダー協会
共同代表
安藤 真由美
Mayumi Ando

早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了(MBA)、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科ジェンダー社会科学専攻博士前期課程修了。ファンドマネージャーおよびアナリストとして20年以上にわたり数百社に及ぶ企業調査ならびに投資信託や年金資金などの運用を担当。独立後はエグゼクティブコーチ/経営コンサルタントとして活動する。社外取締役の経験も有し、経営分析、組織開発、DEIを専門とする。経営層や管理職へのコーチングや伴走支援を通じて、職場環境の改善や組織変革を実現してきた。特に、ハラスメントや組織内の抑圧構造に関する課題解決に取り組み、制度設計・人材育成・組織風土の改革まで一貫して支援している。企業・大学・自治体に対して数多くの研修を実施、組織の中に沈黙せず行動できる人を育てる「アクティブバイスタンダー研修」の普及に尽力している。金融教育にも注力、著書に『お金の知識があるだけであなたが見られるはずのとびきり輝く世界について』(日経BP、2024)。

アクティブバイスタンダー研修の企業・団体研修について

 

導入事例

ハラスメント相談事例

職場でのハラスメントに関して、これまで当協会に寄せられたご相談の一例です。 「自社の職場にもこうした課題があるかもしれない」「研修を通じて変えていきたい」と感じるものがあれば、ぜひアクティブバイスタンダー研修の導入をご検討ください。

  • 職場でハラスメントと思われる言動を見かけても、「関わると面倒」「波風を立てたくない」という空気が強く、誰もハラスメントに介入しようとしない。
  • ハラスメント相談窓口は職場に設置されているものの、実際に利用されたケースがほとんどなく、職場でのハラスメント防止機能として十分に機能していない。
  • 職場における管理職が、ハラスメントを止める立場にあるにもかかわらず、行動を起こさずに黙認してしまい、結果としてハラスメントが常態化している。
  • 職場で実施されたハラスメント研修では、「ハラスメントの定義」や「加害者・被害者の特徴」は学べたが、実際に第三者がハラスメントを目撃した際の対応については触れられていなかった。
  • 若手社員から「ハラスメントを目にしたが、どう対応すればよいか分からなかった」という声が上がったが、職場内に適切なフォローや教育体制が用意されていない。
  • ハラスメントの事案が職場内で共有されたものの、再発を防ぐための具体的な取り組みが行われておらず、ハラスメントが繰り返される不安が残っている。

よくある質問

  • 地方でも研修を開催してもらえますか?
  • 「アクティブバイスタンダー」とは何を指しますか?
  • 研修内容について教えてください。
  • 費用について教えてください。