中川 寛子さん

株式会社東京情報堂 代表取締役

他人のために何ができるか。専門家ではない、ごく普通の一般人にはただ寄り添う、傍らに立つこと以外にできることはさほど多くはないと思う。ただ、そのためのノウハウを知っているかどうかは大きな違いになる。アクティブ・バイスタンダー研修ではそんなことを感じた。その一方で挙げられた事例に似た場面に複数回遭遇した経験からは「危ない!」という一声が事態悪化を防いだのかもしれないという気づきも。黙っているのではなく、とりあえず、一声、一足。踏み出すための知恵と勇気を得られたと思う。